家族介護

家族介護~来るべき日と孝行~


ダブルケアが社会問題に!

ダブルケアの問題

介護ではたくさんの問題が取り上げられています。
その中でも新しい問題として取り上げられているのがダブルケアです。

ダブルケアというのは介護をすることと並行して育児をすることを意味します。
子育てをしながらも自分の両親や義理の両親の介護をすることが起きる状況です。
これは、医療技術が進化したことや栄養状況が良くなったことで高齢化が進んでいることと並行して女性が晩婚化を迎えたことで高齢出産が進んでいることが背景としてあります。

昔よりも高齢出産が増えたことによって子育てをする年代が遅くなっているために子育てと介護が重なってしまうのです。
以前は子育てが終了してから介護が始まることも多かったのですが、今は子育て中に介護をすることも増えています。
これがダブルケアの問題なのです。

同居していない家庭でもダブルケアは起こる

介護と育児が並行するというと多くの人は介護を必要としている人と子育てを必要としている子供たちが同居している状況を想定します。
しかし、実際には同居していない家族の介護をすることが必要なケースもとても多いです。

最近では核家族化が進んでいます。
そのため配偶者とその子供と生活をしているという世帯が多く、両親や義理の両親は同じ地域に住んでいたとしても少し離れた所に住んでいることも多いですし、過疎化が進んだことで地元を離れて住んでいる人も多いです。
そうなると離れた所に住んでいる両親の介護が必要となる場合もあります。

こういった距離のある両親の介護というのはかなりの負担です。
介護をするために足を運ぶことは時間だけでなく交通費がかかることで経済的にも負担となります。
また、同居するために呼び寄せるとなると住居の広さの都合で引っ越しが必要となったり介護を必要としている本人が住み慣れた場所にいたいといってもめることもあり、話し合いがまとまらないことも多いです。

ダブルケアでの問題を解消するためには

介護は短期間のものではなく長期にわたって行うことが必要となります。
そこで子育て中の世帯の場合には仕事と家庭を両立しながら介護をすることが必要であり、そういった中でできる介護がどういったものであるのかを考える必要があります。

介護をすることは当然でありすべてのことを自分たちで背負わなければならないという風潮も強いです。
しかし育児がきちんと行えなかったり仕事ができないことで必要な収入が得られない状況になったりしては意味がありませんから、必要に応じて介護サービスを利用することも検討する必要があります。
長く行う介護だからこそ、皆が納得してそして少しでも負担を感じることなく行えるようベストな方法を模索するべきです。

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