家族介護

家族介護~来るべき日と孝行~


介護食の基礎知識③4つの食品群からバランスよく摂取

栄養で分ける4つのグループ

食品としては様々な種類があり、それは食材によっても含まれる栄養素は違います。
栄養は目に見える形にはなっていないので、何をどれぐらい食べたら良いのかというのはわかりにくいものです。
それを栄養の特徴によって4つのグループに分けて、組み合わせを作ることで、栄養バランス良く接種できます。

・1群 : 卵、牛乳および乳製品
日本人に不足しがちな栄養を補い、栄養を完全にする食品

・2群 : 魚介、肉、豆・大豆製品
筋肉や血液などを作る良質なタンパク質を含む食品

・3群 : 野菜、きのこや海草、いも、果物
ビタミン・ミネラル・食物繊維を含む、体の調子を整える栄養を含む食品

・4群 : 穀類、油脂、砂糖、その他
体温を保ち体を動かすエネルギーとなる栄養を含む食品

この4つのグループの中で、1日20点を目安として、1日の食事とします。
たとえば一般的な成人女性なら1群から3群までをそれぞれ3点摂り、4群からは穀類を中心として11点とります。
それぞれの食品は1つで80kCalを目安としており、これで20品目食べると1600kCalとなります。

これは性別や年齢、どれぐらい1日に活動するかでも必要な栄養量は多少変わり、男性の方が多くカロリー摂取が必要であり、介護の場合は男女ともに、そこまで多くする必要はありません。
ただその中で気をつけないといけないのは、必ず栄養バランスを考えるということです。

いくら1日の必要カロリーを摂取できるからと言って、穀類だけで1000kCalも2000kCalも摂取しては栄養バランスが崩れます。
特に高齢者の場合は、体が脆くなって病気にかかりやすくなっているので、ビタミンなどの栄養バランスを考えることは重要です。

献立の考え方

1群から3群まではおかずにあたる食品、4群が主食にあたる食品です。
1日のなかでまんべんなく食べるには、3食それぞれでさまざまな食品を食べるということが大切です。

主菜は1つにして、肉や魚をいくつも食卓に並べることはしないレシピを考えましょう。
野菜や芋、大豆製品などを使用した副菜を1~2品目組み合わせて、それにご飯などの主食と、汁物という形にします。

特に野菜は必要な栄養を摂取するには多く食べないとならず、肉や魚の2~3倍の量を目安とします。
加熱しても十分に栄養は摂取でき、スープや味噌汁にいれても十分に栄養はとれます。
ただ野菜は生で多く摂取するとなると大変なので、熱を加えて調理して食べると、より多く食べられます。

調理する場合は、煮たり揚げたりするなどして、レシピが重ならないようにすると、栄養の偏りを防ぐことが出来、また食べる人もも飽きずに食事が出来ます。
色々な調理法を行なうことによって、自然と使う食材も広がっていき、これによっても、栄養の偏りを防げます。
また時々レシピを振り返り、偏りなどがないかを確認しても良いでしょう。

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